10月は幸いにも連休を2回ほどもらった
これは、必然か?
旅に出ることにした
最近、新聞のチラシに時々入っている激安ホテルがある
食べ放題で温泉。年中均一料金と言う振れ込みとなっている
10月の2週目はA3ランク和牛、蟹のスペシャルバイキングの週である
せっかくなので、下見もかねて一度体験してみたいと言う事で
「伊東園ホテルズグループ 鬼怒川温泉 ニューさくら」へ行く事とした
早速予約
本館は空いて無く別館の8畳位部屋が空いていた
人数などに関係なく低料金。空いていれば一人でも取れるシステムとなっていた
これはいつも単独行動の私にとってはありがたい。
何せいつもの事であるが少々急に決める
池袋辺りより直通のバスが出ているのであるが満席
電車利用で行く事とした
鬼怒川温泉へは東武鉄道、JR直通列車の二通りがあり
今回はJR東日本の「きぬがわ5号」で行く事とした
こちらの列車は全席指定でゆったりシートの良い列車となっている。
鬼怒川温泉には15:07に到着する。時間的にもちょうどいい感じである。
これも、会員登録が面倒だったので当日緑の窓口で購入することにした
切符も無事に購入
後は乗るだけなのだが時間も少々あるので駅の外で昼食を取ることにした
なにやら気に入る店もなく無難なチェーンの磯丸水産でランチを取る
こぼれ丼的な名前のちらし鮨に生海苔の味噌汁。税込で¥1,135
メニューで見た時に豪華に見えたので選んだのであるが
各ネタが1枚づつなのでご飯が多いイメージでお腹は膨れるが
満足感が少ない、そんな印象なのであった
美味しくはあった
いよいよ鬼怒川温泉へ移動
駅前です
駅前は広く足湯や噴水などもある
駅より歩いてホテルへと向かう
おおよそ5~6分程度であろうか
そんなに賑わいもなくむしろ寂しい感じの道をとぼとぼ歩いていると
ホテルニューさくらへ到着した
正面が本館、右脇が別館となる
今回はこの右脇の別館に宿泊した
まずフロントで予約の確認とチェックインをする
料金は先払いで¥7,710
宿泊、朝夕のバイキングがついてこの料金・・・確かに安い
フロントは愛想がよく感じは良かった
建物は古く所々ヒビが目立つ
エレベータのボタンに電気はつかないし言えばきりがない
しかし、そこは営業努力が見られて値段相応なのだと思う
部屋でゆっくりしてやる事もなくTVウオッチャーとなる
少々気になったのは部屋へ入るとすでに布団が敷いてあり
おそらく仲居の制度を廃止して低料金を実現しているのだと思う
色々上げればきりがないのであるが
たとえば卓球やビリヤードがあり立派なゲームコーナーもある
私の子供時分普通にあったゲームが所狭しと置いてあった
昔は10円で出来たが100円になっていたのは残念
ひとっ風呂あびていよいよバイキングへと出陣である
エレベータでバイキング会場へと移動
エレベータを降りた瞬間、驚きの光景が目に飛び込んだ
そこにはすでに廊下を埋め尽くす人、人、人。みなバイキング会場のカーテンを凝視しているのである
ざっと100は居るであろうか?すでに戦は始まっていたのであった。
定刻、カーテンが開くと息せき切ったように人がなだれ込む。
皆、狙いは決まっている。蟹は皿に出すとすぐに取られてしまう。和牛は焼けた傍からなくなる早さである
まさにここは戦場。
私も戦に参戦することにした。まずは和牛である。一皿に3~4切れが盛られている。これをひとまず3皿取る
席に置いて次は蟹である。蟹は回転が速い。出た先から2皿をキープする事が出来た
続いて他のバイキングメニューを取りに出た。メニューはそこそこ豊富で香魚(あゆ)の天麩羅や鯉の洗いなどもある
一通り好きな物をとって第一巡の終了
第一巡の戦利品
ちなみに飲み物はビール、日本酒、ウイスキーを含め飲み放題となっている
蟹は別の蟹酢へ全部身を出して箸で心行くまで堪能した
意外に向くのに時間をかけてしまったためお替りはしなかった
足が細く身が少な目なのも原因の一つと言ってよい
和牛はサラダと芋が意外に重くこれもお替りなし
もしかするとこれはホテルの戦略なのかもしれない
私の様な人が多いので蟹、和牛食べ放題でもそんなに損が出ないのかもしれない
続いて第二巡
少々絵面は汚いがご飯物に手を出してしまった
鮨はすでにカピカピに近かった。刺身は本当に少々
煮込みは既に鍋底を掬う状態で何とかお椀半分くらいをキープできた
右上の鯉の洗いは気に入ったのでリピートである
90分、短いようで長い
近くのテーブルでは蟹のみを食べている猛者もいた
おそらく彼はバイキングを知り尽くしたバイキングキングなのであろう
最後はデザート
高血圧の抑制薬を飲んでいるので皮の厚い果物などを食べてはいけないのであるが
あえてのメロンとスイーツ。アイスなどもあったがこれは子供に任せた
そうしてこうなった
食べ過ぎは重々わかっているのだが雰囲気に負けて食べてしまった
和洋中色々なメニューが沢山並んで、和牛、蟹が食べ放題でドリンク類も
飲み放題で味などは二の次なのである。量と種類で勝負。これがバイキング!
堪能した。ゲップしか出ない・・・
重いおなかを引きずりながら部屋へ戻り
再びTVウオッチャーへ
サッカーをやっていた
日本VSハイチ
2-2
なんとハイチが1点を取り2-3の展開へ
最後はアディショナルタイムで香川がごろ寝シュート
なんとか引き分けになったがこれはひどいゲームとしか言えないサッカーであった
メンバーがいつもとは少々違いディフェンダー、キーパーなどの連携はズタズタ
オフェンスに至っては日本の目指すポゼションサッカーが全く意味を成し得てなく
そもそも球を受けると少し持ってからパスするので相手が余裕で守れるという具合
ダイレクトにパスを回してこそポゼションが生きると言うはずなのである
あれではシュートすら打てないので点も入らないと言う事なのかもしれない
香川をトップで使う様な選択もありなのではないだろうか?
怒りの興奮が冷めやらぬ時間、まだ少々早いのだが寝た
朝は早起きして温泉に浸かり、又TVウオッチ
そうして朝食へ
既にバイキングは心得たものである
塩辛が美味くご飯をお替りした
最後にはデザートのフルーツヨーグルトもしっかり取って
早々と退散した
今日は電車で移動して日光東照宮へ参拝しようと思っている
朝8時代ホテルをチェックアウトして駅へと歩いて移動
東武日光駅直通の電車へ乗り日光へと向かった
鬼怒川温泉
江戸の昔、鬼怒川温泉は大名や僧侶などが日光参拝の折浸かった温泉である
当時は大名や僧侶のみ入浴が出来たそうである。
一時期、鬼怒川温泉は高級化が顕著で高い宿ばかりとなっていた
人の足が遠のき温泉街はすたれホテルの倒産、休止なども結構あったように記憶している
現在も実に駅前に少々店がある程度で温泉街はなく娯楽施設もなくコンビニすらない。
実に寂しい温泉地区なのである。空き家も目立つし廃業したお店も目立つ。
安い宿、高級な宿、娯楽施設、商業施設。温泉に入らずとも楽しめる環境これを整備しない限り
将来は決して明るくはない感じがした。
日帰り温泉施設などを充実させて、もっと電車やバスの本数を増やしてなどの努力も必要なのか?
カジノなども面白いのかもしれない。
関東の奥座敷。良い温泉はある。良い自然もある。このBLOGを読んでいる希少な方々には是非足を運んでいただきたい。
話は日光東照宮へ戻る
東武日光駅よりバスで東照宮の表参道へ
表参道を緩く登ってゆき拝観料を納める窓口まで来た
五重塔の脇より並んでチケットを購入
今回は宝物殿の観覧合わせチケット¥2,100を購入
やっと参拝となった
表門をくぐりまず「神厩舎」へ
見ざる・言わざる・聞かざるの彫刻が有名
修復作業が終わって綺麗な姿となった
見ざる・言わざる・聞かざるはどういった意味があるのであろうか?
これは個人的な考察となるが
物事に対して見ざる・言わざる・聞かざるをすることは悪い事だと言う教えなのだと思う
次に陽明門をくぐる
門全体の写真は人が多すぎてあきらめた
装飾部分も奇麗に修復してあり昔の技術と現代の技術を駆使した美しい芸術作と感じる
空いた時期に又訪れてじっくり拝見したいと思った
続いて奥宮へと至る二百数十段の階段へと進む
有名な眠り猫の門をくぐり登ってゆく
修学旅行の小学生がとにかく多く大渋滞
更に大渋滞の脇を子供が走るカオスで大変だった
しかし、ある意味そのおかげでゆっくり登る事が出来て高血圧でヘルニアの私にとっては良かったのかもしれない。やがて奥宮へと至る
家康公にまつわる塔があり銅製の門があり奥宮の建物がある
奥宮にある叶杉
願い事が叶う杉との事。少しであるが願い事をお願いした。
順路通りに歩くと拝殿に通されて巫女様の説明があり拝殿で一般的な二礼二拍手一礼をする
拝殿前の唐門
こちらも修復されて美しくなっている
全体が修復されると本当に美しい神社なのだなと感じた
その後順路通りに本地堂の泣龍を見学し外へ出ると雨が降って来ていた
表門を出て宝物殿を見学する
戻って二荒山神社へと向かった
石灯籠が綺麗に並んでおり私の好きな景色である
縁結びの二荒山神社の御朱印をもらい
雨の中歩いて駅へと向かう
日光土産を手に入れて帰ろうとと言う趣向である
山の中の階段を下り駅へ至るメインの道へ抜ける
趣のある三ツ山羊羹本舗
ここで本煉り一口羊羹の詰合せを購入
なぜか日光には羊羹を販売する店が多く一つの名物なんだと思う
雨の中を駅へと至る道を下り、昼も過ぎて昼食を取ろうと思っていたがなかなかピンと来た店がなく
そのままJR日光駅へ着いてしまった。
宇都宮駅経由で帰りとなる。一度外に出て昼食をとろうと考えた。
そう、宇都宮と言えば餃子である。宇都宮には大した名物もないと思うのだが餃子は宇都宮である
(浜松という人もいる)
駅に隣接したホテルの3Fにあるレストランフロアーに宇都宮餃子の元祖「みんみん」が入っていた
ネットで容易に検索ができた。
残念ながらみんみんの支店は休業日。しかしながら向かいに「BALみんみん」なるバーがありここで同じメニューが頂けるとのことであった。これは行くしかない。
餃子Wにライス
正確には覚えていないのだが500円台である
安い
餃子は十分な水分がありジューシー。そこまで大きくもなく食べやすい。ニラが効いている感じであった。
2人前の餃子は東京辺りで食べれば飽きてしまうのであるが、これはアッサリ食べきる事が出来た。
ちなみにタレは自分で酢、醤油、辛い油で作るスタイル。餃子で勝負と言う事なのであろうと思う。
餃子の食べ歩きなんかも面白い旅になるのであろうか?
今回の旅は温泉に浸かり、豪快バイキングで戦い、東照宮参拝をして、餃子で締める
そんなゴールデンコースであった
雨に降られたがそれも旅
楽しかった